21: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/01/19(日) 22:42:32.81 ID:NMxnreKf0
響子「まあそう言いつつもさっきまた少しベッドの下に手を入れてみたんですけど」
卯月「ほら〜そーゆーとこだぞー」
響子「卯月ちゃんこそニヤニヤしながら言っても説得力ないですよ」
22: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/01/19(日) 22:43:20.66 ID:NMxnreKf0
卯月「電話ね、分かった! ………ってここにあるの美穂ちゃんのスマホじゃない?」
響子「あ……」
卯月「嘘、どうしよう。……こうなったら私、美穂ちゃん探しに行ってくる! まだ遠くには――」
23: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/01/19(日) 22:44:13.41 ID:NMxnreKf0
響子「! やはりあなたでしたか……」
卯月「響子ちゃん、犯人が分かったの!?」
響子「はい。セキュリティの固い寮に盗聴器を仕掛けることができてかつ短時間でこの部屋まで辿り着ける人物……そしてこの声! 犯人はズバリ……」
24: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/01/19(日) 22:46:19.10 ID:NMxnreKf0
かくかくしかじか
美穂「…………ああ、あのカメラのことね」
響子「美穂ちゃん知ってたの!?」
25: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/01/19(日) 22:46:56.03 ID:NMxnreKf0
茄子「えぇ〜っと、そのぉ……なんて言ったらいいのやら……」ドギマギ
卯月「(寮の管理人さんなんだよね、この人?)」ヒソヒソ
響子「(そうですよ)」ヒソヒソ
26: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/01/19(日) 22:47:34.52 ID:NMxnreKf0
美穂「……なるほど。要するに全部茄子さんの仕業だったってことですね。蘭子ちゃんをそそのかして……」
茄子「わ、私は蘭子ちゃんの相談に乗ってあげただけなんです〜!」
美穂「でも電マに盗聴器仕掛けたのは茄子さんの独断ですよね?」
27: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/01/19(日) 22:49:21.52 ID:NMxnreKf0
卯月「なんだかよく分からないけど普通に警察案件なんじゃ……」
響子「まあ本当は通報するべきなんですけどアイドル絡みの不祥事をそんな簡単に表沙汰にするわけにもいきませんからね」
卯月「う〜ん、業界の闇……」
28: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/01/19(日) 22:50:35.02 ID:NMxnreKf0
卯月「……いつの間にか外、真っ暗だね」
響子「ですね〜」
卯月「結局ほとんど作詞進まなかったし、だべって終わっちゃったね」
29: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/01/19(日) 22:52:21.37 ID:NMxnreKf0
一方その頃
茄子「――――ッ!?」ピキーン
芳乃「……ほたるー、こちらの引き出しからも邪悪な気配がー……茄子殿ー? いかがなされましたかー」
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