夢見りあむ『夏に夢見るサバイバル IN 無人島』
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2020/01/17(金) 21:36:23.79 ID:ZG8sAwAI0
『ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ』
りあむ「……火の番って言っても、そうそう消えかけるものじゃないよね。薪もいっぱいあるし」
りあむ「幸子ちゃんまだかなー……まだだよ。1分前に出てったばっかだよ……」
14: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:37:26.69 ID:ZG8sAwAI0
＊
あきら「……なんで呼んだんデスか？」
りあむ「いきなり辛辣！ あきらちゃんはぼくがザコメンタルなの知ってるでしょ、もっと優しくして！」
15: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:38:04.30 ID:ZG8sAwAI0
あきら「真面目な話デスよ」
りあむ「え？」
あきら「仮に幸子サン単独だった場合、たぶん、この企画は余裕過ぎるんデス。6日どころか、1ヶ月でも問題なくこなせるでしょう」
16: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:39:02.86 ID:ZG8sAwAI0
＊
幸子「お待たせしました。カワイイボクが戻りましたよ……あれ？」
あきら「コンニチハ」
17: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:39:58.79 ID:ZG8sAwAI0
幸子「はい、焼けましたよー。いただきましょうか」
りあむ「……たしかにこうなると、ふつうに焼いたお肉だね」
あきら「でも、よく見るとやっぱりカエルの太ももデスよ。ほらこの形」
18: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:41:21.50 ID:ZG8sAwAI0
幸子「ところで、りあむさんはなぜヘルプカードにあきらさんを指名したんですか？ 失礼ですが、あまりサバイバルに強いようには見えませんが」
りあむ「まずヘルプカードだって知らなかったんだけど、なんとなく先輩の名前書くのが恐れ多くて……あきらちゃんなら同期だから……」
幸子「ああ、そういう理由ですか」
19: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:42:12.30 ID:ZG8sAwAI0
幸子「そういえば、りあむさん、ひとつ悪いニュースがあります」
りあむ「え、聞きたくないけど……なに？」
幸子「さっきざっと外を歩いてみたのですが、川や湖のようなものは発見できませんでした」
20: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:43:20.39 ID:ZG8sAwAI0
＊
――船
21: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:44:24.54 ID:ZG8sAwAI0
＊
――海岸
22: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:45:12.92 ID:ZG8sAwAI0
りあむ「これがヤシの実……固そう」ｺﾝｺﾝ
幸子「ひとまずはこのぐらいでいいですかね」
りあむ「これ、ナイフで開けるの？」
23: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:45:54.38 ID:ZG8sAwAI0
『ｺﾞｽｯ』
りあむ「割れた？」
幸子「小さいヒビが入ったぐらいですね、もう1回」
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