20:名無しNIPPER[saga]
2020/01/21(火) 18:10:05.03 ID:25Yr1v7N0
「改めてみれば本当に凄いなこの街は」
アレイスターは見滝原市という街を見渡し感嘆の声を漏らした。
学園都市にいた頃は外なんぞ大したことはなかった。だがここ見滝原市は違う。
学園都市以外の場所でこれだけ学園都市に近い科学力のある場所は新鮮に映り、何かとは童心に帰ったアレイスターだった。
学園都市という科学の王として君臨していた頃は学園都市は様々な実験や研究は勿論、学園都市内の学校の経費、また、アレイスターが設定したとはいえ様々な事件や事故等(勿論暗部関連も含む)が多発しており、それらの処理等に金をつぎ込む為の金が必要なのだが、それは学園都市の上層部がいつも頭を抱える程の莫大な金額が必要だった。
その為か見滝原市と比べると普及率はやはりというべきかダンチであった。
この街は地方都市であるにも関わらず、近未来的であり、最新技術も数多く導入されていた。
公共機関は全てタッチパネルであり、恐らく一般家庭にまでにまで及んでいるだろう。実際、アレイスターがいたネット喫茶でも全てタッチパネルによる操作盤だったのだから。
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