598: ◆WxIv1gd/Cs[saga]
2020/03/14(土) 00:51:49.15 ID:JWRqdfbY0
・ハンク、半殺しへの道
(なんで俺、こんな所に?)
「グリットさん!ほらそんな顔してないで飲みましょ!」ズイッ
「そうですよ!私が注ぎますから!ね!」ズズイッ
「モテてるなぁグリット!」
「ハンクさんも一緒に飲みましょうよ〜」クイクイ
「お、いいね。じゃあ頂こうか………!!!」ギョッ
「?どうしたハン……!!!!!」
「…………」グスッ
「……!」ピーン
「……」チラッ
「「!!」」コクリッ
「ハンクさん!彼女持ちの人はNGってあれだけ言ったじゃないですか!!」
「そうですよ!私達だってそれくらいの分別はつきます!」
「グリットさんはもう帰っていいので!早く彼女さんと話してあげてください!」
「そうそう!私達がこのクズは殴っておくので!」
「え」
「……ありがとう。じゃあ行くね。これお会計」スッ
「そんなのはいいですからほら早く!」
「ごめん、ほんとにありがとう」
<ホントニナニシテルンデスカ!
<クズヤロウ!
「……その、キラル」
「……別に、グリットくんが悪くないのは知ってるけどっ」グスッ
「グリットくんは、かっこいいから」ヒック
「私なんかより、いい人がっ、声、かけるんじゃないかってぇ」
ギュッ
「キラルよりいい人なんていないよ」
「本当にごめんキラル。お詫びに俺が出来る事なら何でもする」
「うえええん!!馬鹿ぁ!!」
「……」ナデナデ
「絶対離れないで!!今日はもう家に帰って!私といて!」
「うん、うん。わかった。帰ろう」
その後グリットくんはいつもの3倍キラルを甘やかし、いつもの5倍愛の言葉を囁きましたとさ。
尚ハンクは後日キラル、グリット、ついでにトゥールからもタコ殴りにされた模様
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