十咎ももこ「お〜い、調整屋」 みたま「・・・・・」
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2: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2020/01/15(水) 22:11:12.12 ID:GSx2QBTX0

みたま「前から気になってたのよぉ。なんでももこはわたしの事を調整屋って呼ぶの〜?」

ももこ「調整屋は調整屋だから調整屋って呼んでるんだろ」

みたま「確かにわたしは調整屋さんだけど、わたしにはみたまっていう名前があるのっ。知らないの〜?」

ももこ「知ってるけど・・・」

みたま「ここには色んな子が来るけど、かたくなにわたしのことを名前で呼ばないのってももこだけよ」

ももこ「うっ・・・へ、へえ、そうなんだ・・・。ま、まあ、でも、調整屋で通じるからそれでいいだろ?」

みたま「よくないっ。だから、わたしのこと “みたま” って呼んでちょーだいっ。呼んでくれるまでわたしももこに返事しないから」

ももこ「おいおいなんだよそりゃ・・・。あんまワガママ言うと、もうここらの使い魔倒してやらないぞ」

みたま「ふんっ。そんなことできるもんならやってみてよ。ももこはか弱い女の子を放っておけないって、わたし知ってるんだから」

ももこ「うぐっ・・・」

みたま「ほら、だから観念して呼んで。わたしのことを “みたまお姉ちゃん” って呼んで」

ももこ「おっおねっ?! な、な・・・」

みたま「ほらほら呼んで。さもないと罰としてわたしの手作りお昼御飯をごちそうしないわよ」

ももこ「い、いやいや・・・罰になってないし、昼飯作ってあげてるのはいつもアタシだろうが・・・・」

みたま「もうっ! なによなによさっきから文句ばっかりっ! あんまワガママ言うと、もうももこの調整してあげないんだから!」

ももこ「はあっ?! どうしてそうなるんだよっ!」

みたま「ふーんだっ。しーらない」プイッ

ももこ「お、おいっ・・・・」

みたま「・・・・・・・・・・」チラッ チラッ

ももこ「くっ・・・・・・」

ももこ「・・・・・」

ももこ「・・・・・」



ももこ「・・・・・・み、みたまっ」ボソッ



みたま「・・・・・・・・」

ももこ「・・・・・・・・」


みたま「・・・・・・・・」

ももこ「・・・・・・・・」


ももこ「・・・ほ、ほら、呼んだぞ。な、なんとか言ったらどうなんだよ」

みたま「えっ、あっ、ごめんなさい」

みたま「男勝りの腕っぷしで逞しい女子のあのももこに、いつもわたしを守ってくれるあのももこに、いきなりぶっきらぼうに呼び捨てで呼ばれたら、わたし、なんかすっごく心臓がどきんってしちゃった」

ももこ「ああもうっ!///// だから名前で呼びたくなかったんだよ!/////」

みたま「どうしてよっ。もっとどきどきしたから、いっぱい名前で呼んでっ」

ももこ「できないっ!////」

みたま「なんでっ?」




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