【禁書安価】垣根「終わりの日と」エイワス「始まりの日」
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82: ◆ocnT.96ZZU[saga]
2020/01/16(木) 22:29:04.97 ID:ZD9+Hzec0

垣根「で、白井よ」

白井「何ですか、その話し方」

垣根「お前は学園都市の在り方について、どう思うよ?」

白井「どういう意味ですの…?」

垣根「まぁ、そんな深く考えるな。そうだな…これはちょっとした心理テストみたいなものだ。どうだ? 答えやすくなったんじゃねぇか?」

白井「それでも難しいですわね…」

垣根「ならば、まずは方向付けからだ、良いか悪いか、あるいはどちらもか…」

白井「良い…とは言えませんね」

垣根「だろうな。もし良いと思っていたならば風紀委員なんざ必要ねぇくらい良い世の中だろうしな」

白井「何が言いたいんですか?」

垣根「何も言いたくねぇよ……だが人間の価値観、つまりはイデオロギーっていうのはこういう、くだらない会話から見えるもんだ」

白井「垣根さん、貴方はたまに難しいことを言いますね」

垣根「難しい話なんざしてるつもりはねぇ……IQの違いが如実に表れた結果だろう」

白井「もしかして、めちゃくちゃ馬鹿にしてませんか?」

垣根「めちゃ、までだな。めちゃくちゃではねぇ」

白井「そんなのどっちでもいいですの!」

垣根「普通はその反応が正解だ……だがそんなくだらないもののために、時には人間は戦うんだぜ? 他の生物にはできねぇ芸当だ」

白井「はぁ…」

垣根「つまり、俺が言いたいのはテメェの理解できねぇ国の人間なんざ、ごまんといるってことだ」

白井「最初の話から飛躍し過ぎでは?」

垣根「飛躍なんざしてねぇよ。この話をするためだけの導入だ、さっきの問いはな」

白井「垣根さんってアホそうな見た目なのに、中身がよくわかりませんね」

杠「ぎゃっぷ!」

垣根「うるせぇ、帰れ」

白井「あ、アホっぽくなった」


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