【禁書安価】垣根「終わりの日と」エイワス「始まりの日」
1- 20
320: ◆ocnT.96ZZU[saga]
2020/01/19(日) 12:56:06.03 ID:pVlUPvIr0

〜窓のないビル〜



アレイスター「王様ゲームとかどうかね?」

エイワス「王様ゲーム?…キングの遊びかい?」

アレイスター「いや、キングとはいっても、エジプト王などの深い意味はない……ここでの王は字面だけのもので俗習の遊びだ」

エイワス「ほう……ルールは?」

アレイスター「一般的には、クジみたいなものを引いて、当たりを引いたものが王になり命令を周りの人間に下せるというものだよ」

エイワス「面白そうじゃないか」

アレイスター「しかし、垣根帝督は記憶を失っているし…見たところによると暗部についても分かってないようだが、果たしてあなたを理解できるかね?」

エイワス「別に私の存在を理解させることは重要じゃない」

アレイスター「いつものように現実世界に干渉する気か?」

エイワス「それが嫌だというならば、別のアプローチもあるさ」

アレイスター「ほう…」

エイワス「仮装世界に垣根帝督を飛ばす……そして、彼が目標を達成するまでそこから出られない…というような、ね」

アレイスター「物理世界への影響は?」

エイワス「ない、とは言えないがあくまでも変化を与えるのは心理的内面のみに留まるよ」

アレイスター「そうか…」

エイワス「それと、記憶が消えた垣根帝督が受動的ということもある。何かやれ、と言ったところでやるようには見えん……君が許すならば先に『魔術』をかけ、私からの難題を達成したら、それが解けるスタイルでもありかもしれない」

アレイスター「難しい話だな…」

エイワス「だがアレイスター、君もやけに寛容になったじゃないか。つい一週間前まで、あれほど私に憤慨していた癖に」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/307.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice