【禁書安価】垣根「終わりの日と」エイワス「始まりの日」
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156: ◆ocnT.96ZZU[saga]
2020/01/17(金) 18:49:46.56 ID:5ws07bs90

 神裂火織はステイルの裏で機会を伺っていた。

 彼女にはステイルのような防御魔術はない。というのも、生まれながらの『聖人』である彼女は自分の肉体が『天然の守り』に値していたからだ。

 だが今回はそれが通用しない。

 魔神レベルの力を持つペンデックスの魔力にあてられてしまえば、いくら聖人といえども身体が消し飛ぶ。

 だからこそ、上条と垣根が裏側から顔を出すのを今か今かと待っていた。

神裂(来た…!!)

 上条と垣根が窓を割って入ってくる寸前に見えた、かすかな影を見た瞬間、神裂はイノケンティウスの横から勢いよく飛び出し、それと同時に抜刀した。

 一秒も経たずに繰り出される動きは、聖人にとってはあまり難しいことではなかった。

神裂「ここだ…!!!」

 ペンデックスが解決方法を出すよりも早く、神裂の七天七刀が彼女の足元を切り裂いた。

 そうして不意をつかれた魔神の元に、ようやく二人の少年が顔を出す。



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