32:名無しNIPPER[saga]
2020/01/11(土) 22:02:43.37 ID:uct5lrwh0
育「ねぇまつりさん、まつりさんがあの子のことを見えた理由、わたしにもわかるよ」
まつり「ほ?」
育「まつりさんはきっと、子どもの頃の思い出をずっと大切にしてるから、あの子のことが見えたんじゃないかな」
まつり「姫の思い出はただの思い出ではないのです。いつでも姫に勇気と元気をくれる、とびっきりの魔法なのですよ」
育「ねぇ、まつりさんは子どもの頃どんなおもちゃで遊んでたの? わたしにも聞かせて!」
それは年の終わりに訪れた不思議な出逢い。
太陽は昇り、おもちゃは眠るように空へ帰っていった。
けれど心に夢見るおもちゃ箱があれば、空に帰ったおもちゃにもいつでも会えるのかもしれない。
おしまい
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