ネコ耳娘の幽霊「ふふふ、お主に憑りついてやった、その身体を食ろうてやる」【安価】
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34:名無しNIPPER[saga]
2020/01/07(火) 18:43:53.91 ID:GK27Rfla0

男「寝よう」

ネコ耳娘の幽霊「嫌じゃ! 魂食わせてくれるまで寝させるつもりはない!」

男「いや、僕明日も仕事なんだよ、さっき言っただろブラックだって。正月ってことでやっと1日だけ休みを貰えたし、今日は色々疲れたしゆっくり寝たいんだっつの」

ネコ耳娘の幽霊「うーむ」

ネコ耳娘の幽霊「しかし不思議なのじゃ、人間はなぜそこまで奮起して仕事をするのじゃ? 身体を壊すだけじゃろうし、もっと楽な生き方はできんのかの?」

男「……金を稼がなきゃ、生活もできないだろ」

男「僕だって、あんなブラックな会社、好きで働いてる訳じゃない」

ネコ耳娘の幽霊「そこなのじゃ」

ネコ耳娘の幽霊「好きで働いてる訳でないのなら、辞めてしまえば良いのではないか?」

男「だからそれじゃ生活できないんだって! この就職難の時代にすぐ次の職場が見つかる訳もないだろうし! 仕事辞めたら飢え死にするわ!」

ネコ耳娘の幽霊「……うーむ、人間が普通に生きるというのも、なかなかに難儀なものなのじゃな」

ネコ耳娘の幽霊「じゃがお主は、それで幸せなのか?」

男「……幸せって……」

男「……」

男「とにかく寝る! お休み!」

ネコ耳娘の幽霊「え、あ、い、いやダメじゃ!」

男「……クー……」

ネコ耳娘の幽霊「もう寝ておる……相当に疲れておったのかの」

ネコ耳娘の幽霊「……」


〜午前7時〜


男「……はっ!」

男「やばい寝坊した! くそっ! 全部あのネコの幽霊のせいだ!」

男「……あれ、ていうかここ、どこだ……?」

ネコ耳娘の幽霊「起きたようじゃの」

ネコ耳娘の幽霊「お主が寝ている間、妾がお主の身体を乗っ取り、ここまで移動して来たのじゃ」

男「はぁ!?」

男「てかここどこだよ!?」

ネコ耳娘の幽霊「>>36 じゃ」




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