兄「人を殺すのは怖いかぁ?ww」弟「なんで兄さんが」
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1: ◆TEp1whi3LU[saga]
2020/01/02(木) 19:25:02.94 ID:idd6z0x+0
「襲撃だぁ!!!!」

「なんだあの武器は!? うわぁああああ!!!」

「やめろ……。やめろぉおおおおお!!!」

「村が焼かれるぅうう!!!!」

「助けてくれぇえええええ!!!」

弟「……はぁ。……はぁ……」

——自分の故郷が火の海になっていくのを、俺はただひたすら見ていることしかできなかった。
何が護衛騎士だ。何が正義だ。何も守れなければどんな肩書を手に入れて、どんな権力を持っていても意味がない。

弟「……なんで、身体が動かない……」

——毎日積んできた訓練は何の意味もなく、ひたすら足の震えが止まらない。
数十年も戦争という戦争が起きていなかったこの村で、実戦経験のないガキが戦えるはずがないんだ。
俺は肩書きだけもらって、何を良い気になっていたんだろう。

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2: ◆TEp1whi3LU[saga]
2020/01/02(木) 19:26:36.17 ID:idd6z0x+0
「守護騎士様、守護騎士様!!!! 助けてください!!!」

弟「……」

——目の前で村人が助けを乞うているのに、何もすることができない。無力だ。
以下略 AAS



3: ◆TEp1whi3LU[saga]
2020/01/02(木) 19:27:13.96 ID:idd6z0x+0
ドオオオオオン!!!!

村人「うあああああああああああああ」

兄「お前の隣の村人は死んじまったぞ? お前は何を守ることができる?www」
以下略 AAS



4: ◆TEp1whi3LU[saga]
2020/01/02(木) 19:28:13.47 ID:idd6z0x+0
女戦士「やっと起きたんですね。いっつも寝坊するんですから!」

弟「あぁ、女騎士か。準備が早いな」

女騎士「私が早いんじゃないですよ! 弟さんが遅いだけです。もう、宿屋出なきゃですよ。急いでくださいね」
以下略 AAS



5: ◆TEp1whi3LU[saga]
2020/01/02(木) 19:28:41.86 ID:idd6z0x+0
女騎士 → 女戦士


6: ◆TEp1whi3LU[saga]
2020/01/02(木) 19:29:11.19 ID:idd6z0x+0

コンコン

弟「ごめんください」
女戦士「誰かいますかー?」
以下略 AAS



7: ◆TEp1whi3LU[saga]
2020/01/02(木) 19:29:40.59 ID:idd6z0x+0
弟「!?」

女戦士「悪魔……?」

弟「それはどういう……?」
以下略 AAS



8: ◆TEp1whi3LU[saga]
2020/01/02(木) 19:30:16.46 ID:idd6z0x+0
女戦士「お前誰だ!?」

軍人「俺はこの”聖なる国”の軍人だ。お前らみたいなコソコソと秘密を解き明かそうとするものを排除する仕事を命じられている。

弟「くそっ」
以下略 AAS



9: ◆TEp1whi3LU[saga]
2020/01/02(木) 19:30:46.81 ID:idd6z0x+0
軍人「国家軍に逆らうとは良い度胸じゃねぇかww まぁどっちにしろ秘密を明かそうとしてる重罪人など生かしておくつもりはないけどなぁ!!!」

カチャッ

弟「気を付けろ女戦士!!! そいつが今構えた銃みたいな武器から出る液体に触れると内臓が炸裂するぞ!!」
以下略 AAS



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