お嬢様「・・・」メイド「・・・」
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11:名無しNIPPER[saga]
2019/12/31(火) 18:40:48.52 ID:T3MXB0HPo

〜昼〜


使用人「あの、執事さん」

執事「なんだい?」

使用人「見間違いかもしれないんですけど、深夜に資料室からメイド服を着た人が出てくるのを見たんです」

執事「そんなはずは・・・鍵はお嬢様しか持っていないんだけどな」

執事「使用人君、寝惚けてたんじゃないかい?」

使用人「えっと、その可能性も否定できないかも・・・」

執事「・・・・・・」

使用人「えっ、どうしたんですか?急に神妙な顔をして」

執事「ふと、先代の旦那様が話していたことを思い出してね・・・」

執事「何十年か前にここで働いていたメイドさんが事故で亡くなったそうなんだ」

執事「とても忠義に篤い方だったそうで当時の奥方様に献身的に尽くしていたらしい」

執事「彼女は忠義のあまり成仏できず・・・」

執事「元々は奥様の部屋であった開かずの間に夜な夜な現れる・・・」

使用人「こ、怖いこと言わないで下さいよ!冗談ですよね!?」

執事「さあ・・・どうかな?」

使用人「冗談だっていってくださいよぉ!!」



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