ナルメア「団長ちゃん、何かしてあげよっか?」グラン「じゃ艇を降りてくださいよ」
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143:名無しNIPPER
2020/01/13(月) 23:14:10.32 ID:8StXihFE0
グラン「嘘じゃない……ただ俺は痛いのが苦手だからな、俺が痛みから逃げないように、俺とコイツの身体をしっかりお前が固定して傷をつけろ、そうじゃないと危ない」

ナルメア「……腑に落ちない、さっき痛いのは嫌だって……」

グラン「そりゃ、した事ないだろうから混乱するだろう。だがこれが普通なんだ、いいからやってくれ」
以下略 AAS



144:名無しNIPPER
2020/01/13(月) 23:15:14.96 ID:8StXihFE0
ナルメア「……………、………………………………わかった」

ナルメア「じゃあ行くわよ、じっとして。右の肩口を刺す、準備して」(グランの左腕を掴む)

グラン「ああ、やってくれ……」チラ
以下略 AAS



145:名無しNIPPER
2020/01/13(月) 23:16:18.22 ID:8StXihFE0
*

グラン「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!?」(床に転がってのた打ち回る)

ナルメア「っ………」
以下略 AAS



146:名無しNIPPER
2020/01/13(月) 23:17:21.73 ID:8StXihFE0
ナルメア「!? ……っ!」(すんでのところで、目前に迫った刃を受け流す)

ナルメア(な、何!?)

ミリン「はぁ……! はぁ……! はぁ………!」
以下略 AAS



147:名無しNIPPER
2020/01/13(月) 23:18:25.07 ID:8StXihFE0
ミリン「団長どのっ! 拙者の後ろに!!」

グラン「ああ……、ああ……ミリン……、はぁ、へぁ、へは、助かった……っ!!」

ミリン「団長どの、肩口と言えど傷が深そうでござる、止血は自分で出来るでござるか!?」(ナルメアを見据えたまま、後手にいるグランに問いかける)
以下略 AAS



148:名無しNIPPER
2020/01/13(月) 23:19:32.42 ID:8StXihFE0
ナルメア「っ、ち、違うよ、待ってミリンちゃん、話を……!」

ミリン「黙るでござる!! どんな理由があるにせよ、この傷は冗談で済む範疇を超えているでござる!!」

ナルメア「それは、そう言われたから……!」
以下略 AAS



149:名無しNIPPER
2020/01/13(月) 23:20:36.84 ID:8StXihFE0
グラン「ミ、ミリン……! ナルメアはもう、あのナルメアじゃ、ない……! 敵、だ……!」

ミリン「っ!?」

ナルメア「!? ちょっ……」
以下略 AAS



150:名無しNIPPER
2020/01/13(月) 23:21:39.70 ID:8StXihFE0
ミリン「団長どの……っ! おのれ、ナルメアどのっっ!!!」

ミリン「あんなに、あんなに…… あんなに団長どののお近くにおられたのにっ!! なぜこんなことを、なぜっ……!?」

ミリン「こんなの、あんまりでござる……!!」
以下略 AAS



151:名無しNIPPER
2020/01/13(月) 23:22:43.81 ID:8StXihFE0
ナルメア「わたしの、話を聞いて、ミリンちゃん……!」(持っている刀を床に落とす)

ミリン「っ、武士の前で得物を捨てるとは……」

ミリン「どういう事でござるか!? 拙者になど、必要ないと言う事でござるか」
以下略 AAS



152:名無しNIPPER
2020/01/13(月) 23:23:47.97 ID:8StXihFE0
グラン「やれ、やれっ、ミリンッ!!」

ミリン「………」

グラン「やれッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
以下略 AAS



153:名無しNIPPER
2020/01/13(月) 23:24:51.20 ID:8StXihFE0
ミリン「−−−−お覚悟ッ!!!」グッ

ナルメア(ごめんね……団長、ちゃん…………)

**
以下略 AAS



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