66: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:22:59.02 ID:ck9R+qDf0
瑞希「ひとつ、うかがいたいのですが、高山さんはどんなアイドルになりたいのですか?」
紗代子「え? どんなアイドル? うーん、やっぱり歌とダンスが素敵なアイドルに憧れてるかなあ」
67: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:23:31.40 ID:ck9R+qDf0
瑞希「実は、私は……セクシー系アイドルに憧れを持っています」
風花「えっ!?」
瑞希「女性としての魅力を、存在からだけでも感じてもらえる……そういう存在に憧れています」
68: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:24:07.77 ID:ck9R+qDf0
紗代子「うん。私も、そう言われると自分のプロポーションも……悪くはないかな、って」
風花「そうよ。私も胸が少し大きくて恥ずかしいんだけど、でもこれだって魅力的に見てもらえれば、嬉しくない訳じゃないから」
瑞希「正直、豊川さんの胸は垂涎です……ですが私にも将来性はあります。なにしろ母はナイスバディですから」
69: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:24:36.39 ID:ck9R+qDf0
その後も、レッスンに対する指導以外でも、尋ねればどんな質問にもプロデューサーは紗代子に返信をくれた。
最初は堅く、返信も紋切り型の文章だったが、次第に穏やかで親しみを感じる文章へとなっていった。
紗代子「リズム感ですけれど、どうすれば鍛えることができるんでしょうか……と」
70: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:25:03.92 ID:ck9R+qDf0
その後も、レッスンに対する指導以外でも、尋ねればどんな質問にもプロデューサーは紗代子に返信をくれた。
最初は堅く、返信も紋切り型の文章だったが、次第に穏やかで親しみを感じる文章へとなっていった。
紗代子「リズム感ですけれど、どうすれば鍛えることができるんでしょうか……と」
71: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:26:02.49 ID:ck9R+qDf0
のり子「それで、バスケットボールを持ってきたわけ?」
紗代子「はい。音楽に合わせて自分でも歌いながらドリブルしてみるといいって……ボールは学校で借りたんですけど、問題は場所で……」
72: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:26:36.25 ID:ck9R+qDf0
瑞希「なるほど……これは広いですし、少々ボールが転がったりしても問題はありませんね」
のり子「美咲さんに言って、ここの一角はアタシたちだけにしてもらったから、安心して使えるよ!」
73: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:27:14.02 ID:ck9R+qDf0
エミリー「はい。重金属音楽の燃えるような拍子や歌声と、美しい日本の情景が織りなす和音の調べが素晴らしいと思いまして」
紗代子「うん。じゃあミュージックスタート」
『あんたー↑↓↑↑↓がた〜どこ↓↑↑さ→あ!』
74: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:27:40.63 ID:ck9R+qDf0
紗代子「えっと……お、音楽に合わない……もっと早く……あ、今度は早過ぎ!?」
エミリー「あんたがった〜〜〜肥後さ♪」
昴「お、エミリーなかなかやるな。オレも……肥後さ!」
75: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:28:09.15 ID:ck9R+qDf0
琴葉「え!? 紗代子まだやってるの? だってあれから……」
瑞希「はい。6時間は少々オーバーワークですね。私が、止めに行きます」
76: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:28:57.52 ID:ck9R+qDf0
紗代子「あんたー」
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