35: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 09:42:17.63 ID:ck9R+qDf0
「では、昨日のステップのお温習いをします。1、2、3、4! 1、2、3、4! 足はそのまま右見てタン、タン、タンで左ターン!」
紗代子「足下は見ない。視線は正面……頭の中で自分の全身をイメージして……」
「はい、1、2、1、2、その調子、その調子!」
昨日叱られた所を、今日は指摘されずにレッスンがすすむ。
褒められたわけではない。自分でもまだトレーナーと同じ動きができていないことは、わかっている。
しかしそれでも、昨日出来なかったことが出来るようになり始めている自分に、紗代子は感動していた。
涙を堪えながら、必死でレッスンを続けていた。
紗代子「やっぱりプロデューサーの指摘を確認しながら、練習して良かった。気がついたら夜中の2時だったけど……でも、良かった」
これなら……この調子なら、レッスンにきっとついていける。アイドルにも……なれる!
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