271: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:02:25.60 ID:ZRhpxi3E0
紗代子「みんな、私に任せて」
琴葉「もちろん紗代子が一番の当事者だから、いいけど……まさか紗代子も壁を壊して無理矢理入ろうって言うんじゃないわよね」
紗代子「そ、そんなことはしません」
272: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:03:53.27 ID:ZRhpxi3E0
紗代子「私は ここにいます♪
私は ここで歌っています♪
ねえ 聞こえますか?
私が わかりますか?
私が ここにいます♪」
273: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:05:00.09 ID:ZRhpxi3E0
P「紗代子……」
紗代子「アイドルは要りませんか?」
P「な、なに?」
274: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:06:04.55 ID:ZRhpxi3E0
紗代子「以前の私は、こんな風に歌えたりはしませんでした」
P「それは……」
紗代子「ダンスもステップひとつできませんでした」
275: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:07:35.82 ID:ZRhpxi3E0
紗代子「トップアイドルには、一流のプロデューサーが必要です」
P「……」
紗代子「私のプロデューサーは、あなたしかいません! 要らないって言われても、あなたに私をおしつけます!!」
276: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:08:29.07 ID:ZRhpxi3E0
未来「そっか。私、ようやくわかったよ」
静香「え? なにが?」
未来「春香さんに言われたこと。絆、って言葉の意味」
277: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:09:12.88 ID:ZRhpxi3E0
善澤「なんと……そんなことが」
P「ええ。なんというか、不思議な縁を感じました。まさかサー……いやShahが紗代子の言っていた『あの子』だったとは」
278: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:10:03.82 ID:ZRhpxi3E0
P「消されたって、誰が……もしかして社長が?」
善澤「高木ではないな。彼も驚いていたからね」
P「じゃあ誰が……まさか、コーエンですか?」
279: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:17:44.04 ID:ZRhpxi3E0
その頃、紗代子と他のアイドルの面々は、ヒュッテ……いや、プロデューサーがずっと隠れていた階段にあるトマソンに集まっていた。
のり子「これってジグソーパズル? けっこう大きいね」
紗代子「はい。これだけは運び出して欲しいって言われてて……わあ、山の写真のパズルなんだ」
280: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:18:35.99 ID:ZRhpxi3E0
静香「世界で2番目? なんだか変わっているというか、半端ですね。世界1の山を飾っているなら、なんとなくわかりますけど」
麗花「K2は高さでは世界で2番目だけど、世界1なこともあるんだよ?」
育「なになに? なにが世界1なの、麗花さん?」
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