268: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 16:59:01.01 ID:ZRhpxi3E0
翼「え〜? なんでわかるの?」
風花「紗代子ちゃんのプロデューサーさんは、逃げ出しちゃったわよね?」
志保「はい。うろたえた様子でした」
269: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:00:07.44 ID:ZRhpxi3E0
桃子「もう、育が見つけた、あのトマソンだよ!」
環「とまそん……?」
育「私たちが、かくれぼしてた時に見つけた、あそこのことだよ」
270: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:00:57.22 ID:ZRhpxi3E0
美奈子「ここって……壁じゃないの?」
育「わたしが見つけたんだ。ここの足下に触ると……あれ?」
271: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:02:25.60 ID:ZRhpxi3E0
紗代子「みんな、私に任せて」
琴葉「もちろん紗代子が一番の当事者だから、いいけど……まさか紗代子も壁を壊して無理矢理入ろうって言うんじゃないわよね」
紗代子「そ、そんなことはしません」
272: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:03:53.27 ID:ZRhpxi3E0
紗代子「私は ここにいます♪
私は ここで歌っています♪
ねえ 聞こえますか?
私が わかりますか?
私が ここにいます♪」
273: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:05:00.09 ID:ZRhpxi3E0
P「紗代子……」
紗代子「アイドルは要りませんか?」
P「な、なに?」
274: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:06:04.55 ID:ZRhpxi3E0
紗代子「以前の私は、こんな風に歌えたりはしませんでした」
P「それは……」
紗代子「ダンスもステップひとつできませんでした」
275: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:07:35.82 ID:ZRhpxi3E0
紗代子「トップアイドルには、一流のプロデューサーが必要です」
P「……」
紗代子「私のプロデューサーは、あなたしかいません! 要らないって言われても、あなたに私をおしつけます!!」
276: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:08:29.07 ID:ZRhpxi3E0
未来「そっか。私、ようやくわかったよ」
静香「え? なにが?」
未来「春香さんに言われたこと。絆、って言葉の意味」
277: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:09:12.88 ID:ZRhpxi3E0
善澤「なんと……そんなことが」
P「ええ。なんというか、不思議な縁を感じました。まさかサー……いやShahが紗代子の言っていた『あの子』だったとは」
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