261: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 16:52:06.91 ID:ZRhpxi3E0
瑞希「それはつまり……高山さんは、毎晩走っておられるということですか?」
「ああ……いや、はい。最初は自転車使わずに一緒に走ってたんだけど、だんだん追いつけなくなって、ママチャリに乗るようになって、それでも追いつけなくなってちゃんとした自転車買って、そして今はあれを組んでるとこです」
瑞希「あれ……ほほう、緑色の綺麗な自転車ですね。び……びあん……き?」
「うん! お陰様で、今は自転車部でエースですよ。あのビアンキの自転車も姉ちゃんに見せて自慢するつもりだったのに」
瑞希「明日には……本当に高山さんは、元気になっているでしょうか」
「ま、大丈夫でしょ」
瑞希「今夜は……高山さんの代わりに、私が走ります」
「え? ま、マジですか!?」
「ちゃんとボディガードするのよ? 瑞希ちゃんも、戦車とかに気をつけてね」
瑞希「はい……戦車?」
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