249: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 16:38:46.37 ID:ZRhpxi3E0
瑞希が2人を連れてきたのは、いつぞや善澤記者が紗代子と瑞希を連れてきたカフェだった。
瑞希が善澤の名前を出すと、さして詮索もされず件の個室に3人は通された。
Shah「もしかしたら会えたりするかもとは思っていたけど、本当によーちゃんに会えるなんて! ネットで見たよ。アイドルとして、がんばってるんだ」
紗代子「私こそ、さーちゃんの活躍は聞いてるよ。すごいね、アメリカで活躍してるなんて!」
Shah「……私は乗り気じゃなかったけどね」
紗代子「え? あ、うん……プロデューサーのことだよね」
Shah「プロデューサー?」
瑞希「端的にご説明しますが今、高山さんを担当しているプロデューサーは、Shahさんを以前担当しておられたプロデューサーです」
Shah「え?」
紗代子「さーちゃんが引き抜きでアメリカに行った後、色々とあって……今は私のプロデューサーなの」
Shahは青ざめると、その表情を強ばらせた。
紗代子「さーちゃん?」
Shah「ごめんなさい! よーちゃん!! 私の……私のせいで!!!」
紗代子「え?」
Shah「謝ってゆるしてもらえるとは思わないけど、本当にごめんなさい」
紗代子「ま、待ってよ。さーちゃん。なんで私に謝るの?」
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