高山紗代子「敗者復活のうた」
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171: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 14:55:47.52 ID:ZRhpxi3E0
紗代子「小さい頃、いつも一緒に遊んでいた幼馴染みの女の子。その子と、約束したんです。2人ともアイドルになろうね、って。そして一緒のステージで歌おう、って」

P「そうだったのか」

紗代子「きっとあの子も、がんばっているはずです。だから、私も……」

P「それでステージではメガネを外して髪もほどくんだな」

紗代子「あの子の知っている私は、メガネをかけていませんでしたから……」

P「そうか。会えるといいな、いつか」

紗代子「はい。あの……私からも、もうひとつ聞いてもいいですか?」

P「なんだ?」

紗代子「プロデューサーは、どうして私を選んでくれたんですか?」

 紗代子の問いに、プロデューサーは何も答えない。

紗代子「私には特別なものはなにもありません。だからオーディションにも落ち続けました。そんな私を……どうしてプロデューサーは私を……?」

P「お、水戸大洗ICだ。ここで降りればいいんだよな?」

紗代子「え? あ、はい……」

P「遠い未来……」

紗代子「?」


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