146: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 14:15:44.43 ID:ZRhpxi3E0
高木社長「さて。では最後は、オープン投票で決着をつけてもらう。真壁瑞希君のパフォーマンスに軍配を揚げる者は、挙手を」
紗代子が手を上げた。
高木社長「では次に、高山紗代子君のパフォーマンスは……」
ここで瑞希も琴葉も手を上げた。
瑞希「田中さん? ここで田中さんが手を上げると、田中さんは負けが確定してしまいますが……?」
琴葉「うん。だから、はい! 私、紗代子に入れる。歌もダンスも良かった。でもそれだけじゃなくて、練習で体感時間まで会得して披露した紗代子に私、感動したわ。だから、私は負けでいい」
高木社長「いいんだね? では決定だ。次の公演は2週間後、センターは高山紗代子君で決定とする」
紗代子「ええっ!? い、いいんです……か?」
高木社長「いいもなにも、君もそれを望んでいたんだろう? 君は勝ち取ったんだ、胸を張るといい」
琴葉「そうよ。やっぱり努力って実を結ぶんだなって、紗代子を見ていて再認識した。それが嬉しい。だからおめでとう」
紗代子「琴葉さん……はい、ありがとうございます」
瑞希「次は、私も……センターを目指します」
紗代子「うん。がんばっていこうね」
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