42: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 13:51:06.13 ID:G9OiTGlK0
P「今日からは基礎レッスンに加え、さらに本腰を入れたレッスンにとりかかる。まずは重点的にダンスレッスンをおこなっていくからな」
その言葉に、蓮実は強く頷くとポシェットからハチマキを取り出した。
いや――ハチマキにしては長い。と、蓮実はそれを器用に肩から脇にかけて通すと背中で斜め十字に交差させて留める。
なんと襷だ。それをワンピースの上からしている。
こうなるともう、80年代だか昭和だかレトロだかなんだかわからなくなってくるが、蓮実がやると自然でしかも可愛らしくなるので何も言えなくなってくる。
不思議なものだ。
奈緒「なあなあハスラーさん、しつもーん!」
P「俺をその名で呼ぶな。なんだ?」
奈緒「蓮実ちゃんはさ、レトロアイドルっていうか、80年代アイドルを目指してるんだろ?」
比奈「そうそう。ならそんな激しいダンスは必要ないんじゃないっスか? 蓮実ちゃんらしい、穏やかでふんわりした振り付けを……」
P「……」
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