16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/26(木) 01:50:47.04 ID:2DOLTqfo0
シャミ子「まあトイレのことはおいおい考えればいいよ。いましたから余裕はあるし」
桃「私、ああいえ、桃の身体はいかなくてもいいですからね……」
杏里「……なんだかややこしいな。どっちがどっちかは見れば分かるけど……」
シャミ子「そんなに分かりやすいかな? これでもシャミ子っぽく行動してるつもりなんだけど」
杏里「いやいや。さっき私のこと思いっきり呼び捨てにしてたし、そもそも休み時間中唐突に空気椅子始めるし」
桃「桃そんなことしてたんですか!? やめて! もとに戻っても変な目で見られちゃう!? 演技下手過ぎかきさま!?」
シャミ子「む……そんなに言うなら、もちろんシャミ子の方は私のふりを完璧にこなせてたんだよね?」
桃「あ……」
シャミ子「んん? どうしたのかな、その反応は? なにか失敗しちゃったのかな? 怒らないから言ってみて」
桃「いや、あの……そもそも今日一日、クラスの誰からも話しかけられなくて……」
シャミ子「……」
杏里「……誰からも? 一度も?」
桃「はい。誰からも、一度も」
シャミ子「まあそんな日もあるよ。ところで話は変わるんだけど、来週の天気について」
杏里「……そういやシャミ子さ、このところちよももを毎日独占してたけど、ちよももの友達に会ったりした?」
桃「……あ」
シャミ子「よし、この話はやめよう。はい、やめやめ」
桃「ごめんなさい、ももぉ……私、桃を傷つけるつもりは」ジワッ
シャミ子「やめようって言ってるんだよ!? っていうかべ、別に友達がいないわけじゃ……」
杏里「……ごめんね、桃さん。ほら、商店街でやってるたまさくらちゃんのイベントチケットあげるから、シャミ子と行っといで」
シャミ子「憐れんだ目で見るな! 貰うけど! ありがとう!」
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