5:名無しNIPPER[sage ]
2019/12/25(水) 23:31:15.64 ID:xVvfAwpH0
P「はは、ごめんごめん。…ところで、夏葉?」
夏葉「今度は何かしら?」
6:名無しNIPPER[sage ]
2019/12/25(水) 23:31:49.01 ID:xVvfAwpH0
夏葉「ずっと「プロデューサー」だったもの…。アナタこそ、さっき、事務所で私のこと「夏葉」って」
P「はは、ふたりきりだしいいだろ? クリスマスなんだしさ」
7:名無しNIPPER[sage ]
2019/12/25(水) 23:33:21.04 ID:xVvfAwpH0
アイドルとプロデューサーとして。ずっと最高のパートナーとしてふたりで歩んでいきたいと願っていた。
そして、いつしか私はアイドルとしてではなく、ひとりの女性としてこの人とパートナーになりたいと願うようになっていた。
8:名無しNIPPER[sage ]
2019/12/25(水) 23:34:09.00 ID:xVvfAwpH0
P「……」
夏葉「ど、どうしたの? 私の顔に何かついてるかしら?」
9:名無しNIPPER[sage ]
2019/12/25(水) 23:34:47.85 ID:xVvfAwpH0
P「お返しって、わざとやったわけじゃ…そら!」ピトッ
夏葉「冷たっ!」
10:名無しNIPPER[sage ]
2019/12/25(水) 23:35:48.51 ID:xVvfAwpH0
P「そうかなあ…」
夏葉「ふふっ。ええ、そうよ。……ねえ、Pさん」
11:名無しNIPPER[sage ]
2019/12/25(水) 23:36:28.61 ID:xVvfAwpH0
アイドル事務所を立ち上げたい。結婚して最初の私のワガママを言った時のアナタの顔、私、まだ覚えてるわ。
私にとってのアナタのように、今度は私が、誰かの背中を押したかった。
12:名無しNIPPER[sage ]
2019/12/25(水) 23:37:43.80 ID:xVvfAwpH0
P「…で、今度社長…天井社長の方な。に会いに行こうと思うんだ。ほら、新年の挨拶もかねて」
夏葉「ええ、いいわね。何か…そうね、お酒でも買って行こうかしら?」
13:名無しNIPPER[sage ]
2019/12/25(水) 23:38:25.76 ID:xVvfAwpH0
夏葉「去年と少し色合いが変わっているわね」
P「ああ。去年は赤がメインだったよな? 今年は青で、まるで、光の海みたいだ…」
14:名無しNIPPER[sage ]
2019/12/25(水) 23:39:26.99 ID:xVvfAwpH0
夏葉「…何?」
P「…………」
15:名無しNIPPER[sage ]
2019/12/25(水) 23:40:37.71 ID:xVvfAwpH0
P「………なあ、夏葉」
夏葉「………何かしら?」
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