喜多見柚「フライバイ」
1- 20
68: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:52:40.48 ID:yU6CR/tX0





「はい、ゲネ終了です。本日はよろしくお願いします!」

 公演当日。アタシはプロデューサーサンに無理を言って、いっぱい変装してこっそり会場を歩いてみるのが好きだ。流石に近くまでは行けないけれど、並んでいるフラワースタンドを遠くから眺めてみたり、ファンのみんなの熱気を感じられるたりするとそれだけで胸がいっぱいになる。

 肇チャンとかを見習って、ホントは声出し部屋とかに籠もってみた方が良いのかもしれないけれど。もう間違えたりしない、大事なことを見失ったりしない。メイクさんとお喋りしたり、スタッフさんにありがとーって言ったりしていたら、気付いたら衣装を着て、控室で座って、モニターの前にいた。

 こうして待ってる時間はいつもわくわくするけれど、やっぱり少し緊張する。バトミントンの試合の前と同じ。でもいつもと変わらない気持ちでここに座っていられることになんだか慣れない気持ちもある。モニターの向こう。あの大きなスポットライトは、ステージの間、アタシだけをずっと照らしてくれるというのに。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
87Res/58.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice