5:名無しNIPPER
2019/12/24(火) 12:12:32.83 ID:x2niqiOD0
家へと2人で戻り早速1話から視聴を開始する。ところどころで周子が質問とかをしてくるので答えたりするとあっという間に件のシーンになる。
「……結局さ、どうして逃げなかったんだろうね」
「そうだな、ファンでも諸説あるけどやっぱり戦ってみたくなったんだと思う」
「プロデューサーさんはさ、もしアタシとかフレちゃんとかが死ぬかもしれないってなったら命を捨てても助けてくれるの?」
「そりゃまあプロデューサーだからな。まあそうじゃなくても同じ立場だったら何とかして助かるために手を尽くすと思う」
「ふーん……」
「まあでも俺だったらたぶん情けないから戦わずに警察に行っちゃうだろうけどな」
「ふふっ、その方がプロデューサーさんらしいかもね」
「さてと、そろそろ送るから帰る準備を……って」
送るために立ち上がろうとして横を見ると人の布団で包まってミノムシになっている奴が目に入る。
「何か今は一人で眠りたくないんだよねー、だから朝寮に送って?」
「あのなあ……この寒い中一人床で寝ろと?」
「だったらこっちに来ればいいじゃん」
「いやさすがにそれはどうなんだよ……って手を引っ張るな」
いきなり腕を掴まれて布団へと引きずり込まれる。自分の布団の中に女の子の発するいい匂いが混ざって同じ布団とは思えなかった。
「まあまあそう言わずに。たまにはいいじゃん、こういうのもさ」
「……朝になったら叩き起こすからな。ちゃんと起きろよ」
「おっはよー、しゅーこちゃん。何か眠たそうだね」
仕事の前に事務所に行くと志希ちゃんが珍しく朝早く居てさっそくアタシに抱き着いてハスハスしてくる。
「おっはよー、志希ちゃん。やー、ちょっと色々あってね」
「ハスハスー、んー早速あたしの作った香水使ってくれたんだ」
「ん、そうだよ。アタシのイメージってこんな香りなんだね」
「んー、でもしゅーこちゃん香水ってあんまり使ったことない感じ?」
「ありゃ、どっか変だった?」
「香水2つとも使っちゃったから混ざっちゃって変な感じーまあ気持ちはわかるけどにゃー」
「……今度から気を付けるわー」
「あら、珍しいわね。お寝坊さんと失踪癖のある2人が早いなんて」
「志希ちゃん、周子ちゃんおっはー。今日も頑張ろうね」
「ありゃ、アタシが最後なんて珍しい」
「さーて、クリスマスから年末までお仕事頑張ろうか。昨日で色々リフレッシュしたしね!」
終わりです。ケーキって今時生クリームとかが主流だけどバタークリームのケーキも意外と買われる方がいるんだよねということで浮かんだネタ。
クリスマスイブとかはアイドルなら仕事で忙しいだろうし、遊んだり集まるとしたら23日とかになるんじゃないかなと思います。
皆さんもよいクリスマスを
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