22:名無しNIPPER[saga]
2019/12/19(木) 04:05:34.81 ID:Qg2CqPbPo
シャロ「ココアがね、好きそうなやつなの、前にクレープ美味しそうに食べてたから…その顔を思い出しながら……って…別にあんたを思って作ったとかじゃなくて……えっと と、とにかく来なさい!」
ココア「だ、だめ………だめっ!!」バッ…
シャロ「…わっ………コ…ココア?」
ココア「だめだよシャロちゃん…行けない」
シャロ「どうして…?なんでよ…」
ココア「それは………その…急ぎの用事で…」
シャロ「急ぎの用事ってなによ…」
ココア「そ、それは……言えないよ…」
シャロ「言えない用事なの?……ねえ…ココア…あんたなんか変…どうしちゃったの?」
ココア「っ……どうもしないよ…」
シャロ「嘘よ!さっきも足引きずってたの見たわ!何かあったの?」
ココア(そんな…見られてた…?!)
シャロ「ココア!正直に言って!」
ココア「だめっ!だめっ!絶対にだめだよ!」
シャロ「ねえなんで…お願い……言ってよココア…私達友達でしょ?」
ココア「友達でも言えないことくらいあるよ…私は平気だから…ね?」ニコッ…
シャロ「わ、私は親友のつもり!」ガシッ!
ココア「い、痛いよっ…話してシャロちゃん!…」
シャロ「嫌…離さないから……だって…今のココア…すごく思いつめてる顔してるもの!…」
ココア「離して……グスッ…お願いだから…」ジワッ…
シャロ「ねえ…ココア、聞いて?…私ねココアを守りたい…ココアがいま苦しんでるなら助けてあげたい、ココアが私達に隠して一人で苦しんでる…それを想像したら胸がとても張り裂けそうになったの…だから助けてあげたい!だからココア…話して?ね?」
ココア「…シャロちゃん…シャロちゃんは優しいんだね………グスッ…」
シャロ「あ、当たり前よ!…だって…私…アンタのこと……う…ううん…今はいい……それよりココア…クレープ、食べる気になった?」
ココア「うん!行くよ!えへへ…シャロちゃんありがとう!大好きっ!」ギュー…
シャロ「っー!////////い、いくわよ…!/////」
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