女「私、あなたのことが好きになってしまいました」
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114: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/01/07(火) 22:31:37.71 ID:kfdrueWW0
男「そ、そっか。うん。じゃあ次はクリスマスパーティーだね」
女「はい。それでは」
男「うん。バイバイ」
僕は彼女と手を振って別れた。
彼女は静かに頭を下げて、去っていった。
正直に言えば、僕も恋愛映画は初めてだった。
帰り道、僕は彼女のことをずっと考えていた。
去り際の彼女は、少しだけ顔を上気させていたようにも見えた。
寒さというのもあるだろうけれど、いつもとは雰囲気が違っていた。
男(……なんだったんだろう)
外気の寒さに身体を震わせながら、帰途を黙々と歩いて行ったのだった。
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