私「お菓子の国にはお菓子の神様がいて」
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26:名無しNIPPER[saga]
2019/12/09(月) 21:32:33.35 ID:wqVA7QGc0

青年「そういえば君はどうして将来お菓子の国で働きたいと?」

私「子供の頃からの夢だったんです。今も子供ですけど……ずっとお菓子の国に憧れていて」

青年「憧れ、か。その気持ちはここに来てからも変わらないかい?」

私「はい。昨日のお話を聞いて大変そうだなとは思ったけど、だけどやっぱり私はこのお菓子の国と働きたいです」

青年「……偉いね。まだ中学生なのに、そんなにしっかりとしてるなんて」

私(青年の顔が近づく。私は思わず顔が赤くなった)

青年「君は将来が楽しみだ。──あっちの子とは違って」

私(言葉を理解するのに1秒かかった)

青年「それじゃあね。遅くならないうちに帰るんだよ」

テクテク

私(火照っていた体は急激に熱を失った。ぶつける先のない怒りを抱え込んだまま、私はホテルへと帰った)


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