49:名無しNIPPER[saga]
2019/12/08(日) 20:56:46.30 ID:DAlloLM6O
最後のフレーズを歌い終えた直後に、集中の糸がプツリと切れた。
心地よい疲労感と共に今までは聞こえなかった音が耳に届くようになる。
初めは雨が降っているのかと思った。
滝のように雨が降る音と似ていたから。
それが会場全体に響き渡る歓声だと気付いた時、あの夏の苦い思い出が目の前の光景に塗り替えられた。
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