10:名無しNIPPER[saga]
2019/12/08(日) 16:02:22.24 ID:GrR+/HIp0
「ん?そういえばお客さんがウチらを審査するんだよね。やらせとか関係無くない?」
「そんなのどうとでもなるわよ。お客さんの投票結果とは無関係に最初から用意されてた結果を発表をするつもりなんでしょ」
11:名無しNIPPER[saga]
2019/12/08(日) 16:03:44.50 ID:GrR+/HIp0
全員がしばらくの間押し黙った。
納得がいかないけれどどうすればいいのか分からない、そんな重苦しい雰囲気が漂っている。
わたしはその時、サンサンと光り輝く太陽と、どこまでも広がる青い海を思い出していた。
12:名無しNIPPER[saga]
2019/12/08(日) 16:05:34.86 ID:GrR+/HIp0
「勝つ気がないなら最初からやらない方がマシっすよ」
「あさひちゃん……
でも、決勝戦に出ないのもマズいし……」
13:名無しNIPPER[saga]
2019/12/08(日) 16:07:49.13 ID:GrR+/HIp0
「……!
『海辺のアイドルバトル』……忘れるわけないじゃない」
「あー!言われてみればそーかも。あの時はうちが、票が操作されてるっぽいみたいなキナくさい話を聞いてー……そんで勝負して」
14:名無しNIPPER[saga]
2019/12/08(日) 16:10:28.22 ID:GrR+/HIp0
「そうっす。だから、今日はチャンスなんすよ」
「チャンス?」
15:名無しNIPPER[saga]
2019/12/08(日) 16:13:18.65 ID:GrR+/HIp0
「そんな事なくない?あさひちゃんのダンスちょー上手かったし!
まぁ、相手と同じダンスしちゃったから点数は低くされちゃったけど……」
「それなんすよ。
16:名無しNIPPER[saga]
2019/12/08(日) 16:15:39.84 ID:GrR+/HIp0
「そうか……だが、口で言うほど簡単じゃないぞ。決勝戦の相手は『海辺のアイドルバトル』の時のような新人じゃない、同ランクのアイドルと競い合うんだ」
「わかってるっすよ、プロデューサーさん。今までに出来た最高のパフォーマンスでもまだ足りないって。
でも、ファン感謝祭の後からわたしの中の何かが言ってるんすよ。
17:名無しNIPPER[saga]
2019/12/08(日) 16:17:54.06 ID:GrR+/HIp0
「冬優子ちゃん、プロデューサー……やるしかないっしょ!あさひちゃんがここまで言ってるんだからさ!」
「誰も『やらない』なんて言ってないでしょ……やってやるわよ、もちろん!
アイドルバトルで負けた後、ふゆがなんて言ったか覚えてないの?」
18:名無しNIPPER[saga]
2019/12/08(日) 16:20:12.91 ID:GrR+/HIp0
「ふっ……はははは!」
「あんた、何笑ってんのよ」
19:名無しNIPPER[saga]
2019/12/08(日) 16:25:58.01 ID:GrR+/HIp0
今更ですが、この二次創作はイベントコミュ『Straylight.run()』と
ストレイライトの『ファン感謝祭編』を踏まえた上でその後のストーリーを書いています。
ストレイライトのシナリオは有料でも文句のない最高の出来なので、まだ目を通していない方は是非読んでみてください。
20:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/08(日) 16:30:32.76 ID:GrR+/HIp0
一旦休憩します。
今日中にもう一度投稿再開します。
66Res/29.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20