1: ◆TNU8ATeM82[saga]
2019/12/06(金) 06:19:20.81 ID:SFh+lecL0
魔王子「♪」
側近「はぁはぁ、魔王子様!魔王子様〜〜!」
魔王子「おお、側近、二日ぶりじゃん、どうしたどうした。」
側近「一大事の一大事!緊急事態ですぞ!」
魔王子「なんだよ、また砦で魔法の暴走でぶっ壊れたとかそういうのか?」
側近「········魔王様が」
魔王子「親父がどうしたんだよ?」
側近「先代魔王様が·····お亡くなりになりました···。」
魔王子「え!?あのクソ強チートジジイが!常に魔法物理反射ジジイが!?」
側近「はい、真の勇者と名乗る者に腹を剣で突かれ·····。」
魔王子「···········。」
側近「私だって嘘のようにしか思えません、ですが魔王様が断末魔を聞いてしまったからには····」
魔王子「。」
側近「何をしているのですか?」
魔王子「夜逃げの準備。」
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2: ◆TNU8ATeM82[saga]
2019/12/06(金) 06:26:54.90 ID:SFh+lecL0
魔王子「やだやだやだ、俺死にたくないし、どうせここには勇者とか冒険者とか来るんだろ、だったら逃げるしかないだろ。」
側近「いや!そこは先代魔王の王座を継承し、憎き勇者やその仲間達なんぞ俺が倒してやろう、って考えは思い浮かばないのですか!」
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