【幽白】戸愚呂弟「ここは冥獄界なのかねェ」さとり「いいえ、幻想郷です」【東方】
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32:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 15:35:07.73 ID:9LNUMMUB0
戸愚呂弟「化け猫かね」

お燐「正確には『火車』さ。楽しい楽しい死体の運び屋さん♪」

戸愚呂弟「ほう、妖怪の葬儀屋と言ったところか」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 15:43:01.46 ID:9LNUMMUB0
お燐「あたいはやらないさ。お兄さん強そうだから怖いもの」

お燐「怨霊たちの管理の仕事もあるしねぇ。お兄さんも気をつけなさいな。妖怪だったら下手に怨霊に取りつかれると自分の身を滅ぼしちまうよ」

戸愚呂弟「…………」チラ
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 15:44:24.17 ID:9LNUMMUB0
戸愚呂弟「……一匹も逃さずに一度に喰い尽くすのは難しそうだ。これは、厄介だねェ」

お燐「ふふふ、あたいに一目置いてもらえるとは嬉しいねぇ」

戸愚呂弟「……。こいつらはお前が全て管理しているのか」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 15:45:18.07 ID:9LNUMMUB0
戸愚呂弟(巨大な建物だ。あれが地霊殿だろう)

戸愚呂弟(あの化け猫のいう主。この冥獄界を統べる強者ということかね?)

戸愚呂弟(だとすれば、それ相応の力量で相手をしないといけない)
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 15:46:17.45 ID:9LNUMMUB0
>ドンドンドン


さとり「はーい」

以下略 AAS



37:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 15:49:42.73 ID:9LNUMMUB0
戸愚呂弟「断る。新聞の勧誘? 何をとぼけたことを言っているのかね」

さとり「じゃあ何の用です。……は?? 暗黒武術会? 浦飯幽助? 兄者生きてるかー? 幻海可愛いよ幻海? 何の話ですか」

戸愚呂弟「! あんた、……読んでいるのか? オレの思考を」
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 15:52:31.88 ID:9LNUMMUB0
さとり「充実した修行時代、転機となった50年前の悪夢のような出来事、修羅と化して復讐を遂げ妖怪に転生し、そして――」

戸愚呂弟「もうやめないか」ギロリ

さとり「…………」ビク
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 15:53:57.91 ID:9LNUMMUB0
さとり「この暗く閉ざされた地霊殿でいつもひとり籠っているのは、他者との不必要な接触を避けて、なるべく傷つかないようにするため。相手も、私もね」

戸愚呂弟「そうかい。……ジャマしたね。オレは他へ行くとしよう」

さとり「待って。貴方は大きな勘違いをしている」
以下略 AAS



40:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 15:55:12.99 ID:9LNUMMUB0
〜〜〜〜〜〜

戸愚呂弟「旧……地獄?」

さとり「というよりも、もっと根本的なところからかしら。私たちが今存在するこの世界は『幻想郷(げんそうきょう)』と呼ばれている」
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 15:56:24.70 ID:9LNUMMUB0
さとり「そう。貴方が今まで遭ってきた妖怪は皆少女の姿をしていたわね。あえて人間を模しているといっても間違いではないかもしれない」

さとり「年を取らないうら若き乙女の姿をしていることで、妖怪本来のおどろおどろしい性質を裏に隠しているの」

さとり「そのほうが、この世界は平和に保たれる。表向きはね」
以下略 AAS



42:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 15:58:02.14 ID:9LNUMMUB0
戸愚呂弟「オレは何故、冥獄界に向かったはずなのに幻想郷とやらの中に入ってしまったのか。問題はそこだ」

さとり「おそらく、貴方は『霊界』なる場所から『冥獄界』に向かう途中、どこかの時点でこの幻想郷という異界に繋がる道に迷い込んでしまったのでしょうね」

さとり「そういう道、異界に繋がる扉は想像以上に至るところに開かれている。これが生身の人間だったらいわゆる『神隠し』の話になるわ」
以下略 AAS



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