【ミリマス】ネコデューサーさんと冬の靴下
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10: ◆Xz5sQ/W/66[sage saag]
2019/12/04(水) 22:52:03.30 ID:/r2p4Xlx0

「要するにだね。人生とは、回り道の数だけ想い出も増えて行って――」

「別に人生訓を訊いたワケじゃ。私を探してたって事は、用事があったんじゃないんですか」

「そうだけどね、志保君。……君って人間はもう少しばかり、他人との会話を楽しんだ方がいいな」

「ご忠告どうも痛み入ります」


皮肉たっぷりに言って志保が続ける


「だけどご覧の通り作業中で、なるだけ早く済ませたいんです」


そう言って彼女が視線を戻した先には、それなりの幅を持つ長机がデンと置かれていた。

白い机自体には何の変哲も見当たらないが、その上には無数のキラキラした物が並んでいて、
それは傍にある段ボール箱から幾つでも取り出せる様子だった。

……さらに詳しく付け加えるならば、そんな段ボール箱がまだ三つ四つ、机の横にキチンと積まれている。


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