3: ◆kHP27SAHvY[saga]
2019/11/30(土) 23:36:06.00 ID:HrKJD3Ux0
P「ツアーが終わったら水族館連れてってやるとは言ったものの………アイツのパワーを忘れてたわ……」
P「はぁ…………クラゲはいいよなぁ……いつもユラユラぷかぷか……俺もお前らみたいに生きてみたいよ……」
4: ◆kHP27SAHvY[saga]
2019/11/30(土) 23:36:48.43 ID:HrKJD3Ux0
美女「クダクラゲ目の子達はヒドロ虫っていう小さな生き物が寄り集まって生きている群体なんです。そもそもクラゲっていうのは〜……」
P「あの……」
美女「はい?」
5: ◆kHP27SAHvY[saga]
2019/11/30(土) 23:38:13.65 ID:HrKJD3Ux0
美女「私の顔にヒトデでも付いてますか?」
P「あ、いえ、すいません…………綺麗な人だな〜と」
美女「ふふふ、おジョーズですね♪」
6: ◆kHP27SAHvY[saga]
2019/11/30(土) 23:40:19.59 ID:HrKJD3Ux0
P「…………………なんつって………」
7: ◆kHP27SAHvY[saga]
2019/11/30(土) 23:41:42.61 ID:HrKJD3Ux0
P「はぁ……まあそうですよね、すいません。私こういう者でして」
美女「あぁ、これはこれはご丁寧に」ペコペコ
P「で、どうです?」
8: ◆kHP27SAHvY[saga]
2019/11/30(土) 23:43:21.73 ID:HrKJD3Ux0
美女「ふふっ、いつもそんな風にスカウトしてたんですか?」
P「いやあ、まさかそんな…………たまにですよ?」
美女「ふふふ、そうですか♪」
9: ◆kHP27SAHvY[saga]
2019/11/30(土) 23:45:07.37 ID:HrKJD3Ux0
美女「む〜っ」
P「お、可愛い」
美女「はぁ、まあいいれす。そう言うって分かってましたから」
10: ◆kHP27SAHvY[saga]
2019/11/30(土) 23:45:37.82 ID:HrKJD3Ux0
美女「来ませんね。貴方の可愛いお連れさん」
P「えっ、ああ、そうっすね……まぁアイツなら放っといても楽しんでますよ……楽しみにしてた水族館ですし……」
11: ◆kHP27SAHvY[saga]
2019/11/30(土) 23:47:08.32 ID:HrKJD3Ux0
美女「嘘ですけど」
P「なっ…………なんでまた……」
美女「普通にお友達とですよ。今日は」
12: ◆kHP27SAHvY[saga]
2019/11/30(土) 23:47:58.85 ID:HrKJD3Ux0
P「恋人………だったんですか?」
美女「いいえ、片思いです。ずっとずぅっと…………あの人にとっては私なんて全然子供で……」
P「そんな……」
13: ◆kHP27SAHvY[saga]
2019/11/30(土) 23:50:21.58 ID:HrKJD3Ux0
美女「そしたら突然『みんなに紹介したい人がいるんだ』って言って、婚約者を連れて来たんです」
P「うわぁ……」
美女「そしたら何かもう、どうでもよくなっちゃって、泣いていいのか何なのか…………だから今日この日、この場所に来てみたんです」
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