【安価・コンマ】鬼滅の刃で目指そうハッピーエンド 二振り目
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342: ◆WjfVBa6qO6[saga]
2019/12/11(水) 16:57:50.56 ID:nPpIAo0I0

「桃源、お前……」

追いついてきた工藤さんへ謝罪をする

「工藤さん、勝手な行動をしてしまい申し訳ありません
 ですが、上弦の弐は撃破しました」

「上弦の弐を撃破って、お前……」

唖然としていた工藤さんの顔が徐々に歪んで行き――破顔した

「よぉくやりやがったな!
 本当によくやりやがったよ桃源!」

「わぷ」

「百年以上、倒されてなかった上弦の月だぞ!
 ついに、ついにだ!
 テメーは最高だよ桃源!」

「あ、あの、工藤さん
 あまり大声は」

どたどたとした足音と叫び声が聞こえてくる

「さっきの音は教祖様のお部屋の方だ!」

「今は教祖様のご休憩中で他に誰もいないはず
 侵入者だ!」

どうやら、大声を出さずとも僕の戦闘音でバレていたらしい

顔を見合わせた僕と工藤さんは、裏から飛び降りて脱出し走りだした

「いやすまねぇ……」

「いえ、僕の方こそもう少し静かに戦っていれば……」

最後の最後に気まずさを抱えて締まらないまま、万世極楽教の総本山を後にした――


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