【安価・コンマ】鬼滅の刃で目指そうハッピーエンド 二振り目
1- 20
144: ◆WjfVBa6qO6[saga]
2019/12/03(火) 21:35:22.58 ID:+iUf77fA0

――どこか

「報告は以上です」

泥柱 土橋杏子が膝を着き報告を終えた
普段は荒い口調の彼女が、なんと敬語を使っている

「そうか
 また彼が下弦を――」

それを受けた少年は、ふわりと微笑む

「これで更に階級が上がるね
 杏子、彼が同僚になる日はそう遠くなさそうだよ」

「桃源番治郎は、間違いなく鬼殺隊の力になります
 もしかしたら、悲鳴嶼様に届くかもしれません」

「楽しみだね
 また私の子供たちが強くなってくれる
 鬼舞辻の頸が近くなるかもしれない」

二人は会話を続ける

「番治郎が刀を振ると、鬼の血鬼術が消えた?」

「はい
 あたしに直撃するはずだった血鬼術……おそらく音波の類かと思われますが
 それを斬り裂き、霧散させました」

「ふむ……そうか、わかったよ
 詳しい報告をありがとう、杏子」

少年の目が少しだけ細まり爛々とした光が灯っているのを気付く者は、誰もいなかった


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
550Res/138.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice