772:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 23:46:50.54 ID:5ngRbELa0
数年後
オウルレギオン本社のカフェスペースで2人の女性が話をしている。
アリス「久しぶりね、シモーヌ」
シモーヌ「元気そうで何よりよ」
アリス「それで、狙撃手の育成はどう?」
シモーヌはその腕前を認められ、オウルレギオンの特殊狙撃部隊を養成する教官となっていた。
シモーヌ「駄目ね。私に並ぶ人材はなかなかいないわ」
アリス「ま、当然よね」
シモーヌ「そういうアリスは最近どうなの?」
アリス「えーとね...」
アリスはリノアと共に世界各地を旅している。人としての見識を深める為、そしてアンドロイドに対する偏見や差別を打ち払う為らしい。
アリス「そういえばグレイはどうしてるのかしら」
シモーヌ「さあ...。時折彼の様な人を見たっていう噂を聞くけど...分からないわ」
2人の元へ1人の男性が近づいてくる。
飯田「2人共、久しぶりだな」
シモーヌ「隊長、久しぶり」
アリス「ハロ〜、晃司」
飯田「ああ。アリス、リノアの口調に似てきたんじゃないか?」
アリス「えっ、そんなことは...」
シモーヌ「それで新兵の教育は楽しい?」
飯田「まあ、やりがいはある。ところでミラー社長は?今日は彼に呼ばれて集まったんだよな」
アリス「ええ。あら、噂をすれば何とやら」
ミラー「お久しぶりですね。さて、旧交を温めたいところですが本題に入りましょう。3人しか任せられない任務があるのですが...」
アリス「どうする、2人共?」
シモーヌ「隊長に従うわ」
飯田「...なら、イーグル隊の出番だな」
ミラー「そう言ってくれると思ってました!さあ説明ですが──」
飯田(君が考える様な生活じゃないかもしれないが...それでも、俺は十分健やかに生きてるよ。だから...安心してくれ)
──完──
779Res/423.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20