310:名無しNIPPER[saga]
2020/02/23(日) 22:11:30.99 ID:ZH8fx3Qb0
2 国家
飯田「まあそう仰るのなら...個人的には国家の側につくのが良いかと」
ミラー「ほうほう。それはどうしてかな?」
飯田「まあ単純に戦力の問題ですよ。国家とPMCとの間にはその基盤に圧倒的な差があります。仮に今回の戦争でPMCが優位性を獲得しても、長期的な目で見れば国家には及ばないでしょう」
ミラー「ほうほう」
飯田「なにより、仮にPMCの側について勝利したとしても大した利益は見込めないでしょう。それよりは国家に恩を売っておくほうが得策かと」
ミラー「なるほど...参考になったよ。それじゃあそろそろ行かないと。期待して待っててくれよ」
飯田「はっ。...ところで何故私に?」
ミラー「それは単純、君はグレイさんが見込んだ兵士だからね」
飯田「...そうですか。では、失礼します」
3日後 作戦司令室
オウルレギオン兵「いきなりブリーフィングって何だろうな?」
オウルレギオン兵「そんなの任務の話に決まってるだろ」
オウルレギオン兵「いやまあ、そうだけど。俺が言いたいのはどっちの陣営かって事だよ」
オウルレギオン兵「え、そりゃ勿論評議会なんじゃないのか?」
オウルレギオン兵「普通ならな。でもうちの局長は大人しくしてるようなタマじゃないだろ?それに数は少ないが何社かは国連についたらしいぜ」
オウルレギオン兵「本当か?」
オウルレギオン兵「ああ。でも逆に評議会の味方をしてる国家も数カ国はあるらしい」
オウルレギオン兵「そうか...」
兵士達は噂話や戦争の行方について話していたが、ミラーが部屋に入ってくると直ぐ部屋は静かになった。
ミラー「それではブリーフィングを始めましょう」
↓1
00〜30 オードナ
31〜60 カリギュラセキュリティ
61〜90 エルネキア民国
91〜99 襲撃
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