305:名無しNIPPER[saga]
2020/02/23(日) 17:52:20.70 ID:ZH8fx3Qb0
1 話す
飯田「実は...」
スミスに先駆者とこれまでの事について話した。
スミス「なる程。という事はキーガンもその一員という事ですか...」
アリス「キーガン?」
スミス「ああ、マルバス隊の隊長の事ですよ。まあ偽名でしょうけど」
飯田「以前話していた裏切り者とは奴のことですか?」
スミス「はい。リベレーターを捉えた後に始末しようと思ったんですが、奴は姿を晦ましましてね」
飯田「本当ですか?私たちはリベレーターを捕らえてから何度も会っていました。我々に連絡して下されば対処できたのに...」
スミス「それも考えたんですが...奴に察知されたら貴方達を巻き込んでしまう、それは避けたかったんです」
飯田「そうですか...。奴が何処へ逃げたか見当はありますか?」
スミス「残念ですが...。家族や友人、住居などの情報はありますが、まず間違いなく全てカバーストーリーでしょう」
飯田「むう...」
スミス「そんな事より急いで会社に戻ったほうがいいと思いますよ。すぐにでもPMCと国家に世界を二分する戦争が始まるでしょう」
飯田「ええ、明朝にここを発つ予定です」
スミス「それは良かったです。...もしかしたら今後貴方達と戦う事があるかも知れません。ですがそれはそれ、組織での立場は抜きにしてこれからは貴方達に協力します。先駆者について何か情報があれば直ぐにお教えします」
飯田「それはとてもありがたい。ではそろそろ失礼します」
スミス「ええ。幸運を祈っています」
ガチャ
飯田「ふう...。これで今日は解散だが明日に備えて荷物をまとめておくように」
「「了解」」
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