288:名無しNIPPER[saga]
2020/02/14(金) 22:31:36.23 ID:Gq0I5eVN0
シモーヌ コンマ54 ヒット
飯田「ウググ...!」
飯田は痛みに悶絶しながらも腰のナイフに手を伸ばそうとしていた。
シモーヌ「起きた時に怒らないでよ」
ドガッ!
飯田「ブフッ...!」バタッ
アリス「加減もなく顔に...痛そう...」
シモーヌ「仕方ないでしょ!」
傭兵「おい、あっちに誰かいるぞ!」
広場で戦っていた傭兵の何人かがイーグル隊の存在に気づいたようだ。
シモーヌ「ここじゃまずい、憲兵総局の中に移動するわよ」
アリス「了解。先導して、隊長は私が」
シモーヌ「それじゃあ行くわよ」
憲兵総局の中には不思議なことに誰もおらず、人が居ないだけでいつもと変わらぬ風景だった。
飯田「うう...」
シモーヌ「隊長、気づいた?」
飯田「ああ...。確かブラックハンドと憲兵が...」
アリス「そうよ。取り敢えず安全な憲兵総局に移動したの」
シモーヌ「マルバス隊の隊長によるとスミスが裏切り者らしいわ」
飯田「本当か...?まあいい、確かめに行くぞ。恐らく戦闘が始まった時もスミスは部長室に居たはずだ。そこまで移動しよう」
「「了解」」
イーグル隊は静寂に包まれた建物内を、外の激しい銃声を聞きながら移動した。
飯田「ここだ」
ガタン!
ダン!ダン!
アリス「今のは...!」
飯田「突入するぞ!」
飯田が部長室の扉を蹴破り中に入ると、スミスがマルバス隊の隊長に拳銃を向けて立っていた。
スミス「おや...?」
隊長「いいところに!」
飯田「スミス部長、銃を下ろしてください!」
隊長「気にするな、裏切り者はこいつだ!撃て!」
スミス「このクズが...!コイツに何を吹き込まれたか知りませんが裏切り者はこの腐れ外道の方です」
隊長「騙されるな!...よく考えろ、前部長が死んだ時得をしたのはコイツだ!コイツは部長になる為にワグナー部長を嵌めて殺したんだ!」
スミス「...これ以上は埒が明きませんね」
↓3まで多数決
1スミスを信用する
2隊長を信用する
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