【安価・コンマ】傭兵として生きる part2
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270:名無しNIPPER[saga]
2020/02/09(日) 20:57:41.03 ID:Vd6HAqKs0
通信室

リベレーターは無線を手にとり、全部隊に命令を下し始めた。

リベレーター「全隊に告ぐ、今すぐ投降せよ。...我々の負けだ、すまない」

シモーヌ「ふん、本当にあんたに従うの?」

リベレーター「ああ。仮に従わない奴等が居たとしても、すぐに制圧されるだろうさ」

飯田「さて、すまないが少し確認させてくれ」

リベレーターの両手両足と頭を探ってみたが、どこにもタトゥーは無かった。

アリス「奴等ではないのね...」

リベレーター「...?それより、一つ聞きたい。憲兵総局にスミスという男は居るか?」

飯田「居るが...何故だ?」

リベレーター「俺が何故こんな反乱を起こしたと思う?」

シモーヌ「さあ?知らないし、知りたいとも思わないけど」

リベレーター「...最後なんだ、好きなことを喋らせてくれよ。俺の目的はこの国を平和にする為だ」

飯田「全く正反対のことをやっているように思えるが」

リベレーター「かもな。だがこの国の体制は狂ってる。軍部の鶴の一声で国民を簡単に逮捕できてしまう」

アリス「それでスミスはどう関係してくるのよ」

リベレーター「俺の想い人もこの国を平和にするという目的で動いていた。ま、彼女は体制を中から変えようと憲兵総局に入ったんだが」

飯田「...」

リベレーター「そんな彼女がよく言っていたのさ。もし自分が居なくなったとしても、スミスがいる限りこの国は必ず平和になる、とな。だから彼が居るのなら安心だ」

飯田「そうか...」

一方、数分前...
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00〜30 劣勢
21〜80 拮抗
81〜99 優勢


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