184:名無しNIPPER[saga]
2020/01/24(金) 18:56:42.53 ID:oTZQSM+aO
2日後 早朝、港湾地区へと続くメインストリート
イーグル隊はワグナー部長直属だった部下が多く所属している第3憲兵機動大隊、第1小隊に配属された。第1小隊に所属しているのはイーグル隊、マルバス隊、バアル隊、そして新たに雇われたPMCである。
第1小隊はAPCに乗車し、港湾地区へと進んでいた。
マルバス隊長「今回の任務は絶対に失敗できないな...部長の為にも」
バアル隊長「ああ。奴らが勝てばニューロサンゼルスだけでなく、この国全域が内戦状態に陥るだろう」
飯田「だろうな。微力かも知れないが我々も全力を尽くす」
マルバス隊長「...俺が前に言ったことは気にしないでくれ。あれは俺の独りよがりだった」
飯田「...分かった。何にせよ今回の作戦、全力で挑む事を誓おう」
一方、シモーヌは目の前に座る男を睨んでいた。
レイ「あー、そう睨むなよ」
シモーヌ「睨んでない」
シモーヌは視線を落とし、銃の手入れを始めた。
レイ「そりゃお互い傭兵なんだ、敵になることもあれば味方になることもあるだろ?」
シモーヌ「そうね」
レイ「それに俺だって少しは気を利かせて、今回の任務に原田は連れてこなかったんだ」
シモーヌ「...」
2人のやりとりをレイの横に座る女性は何も言わずに聞いていた。
ウィロー(き、気まずい...。うう、『がんがん!』のスタミナ消化したいけどそんな空気じゃないし...)
ウィローは人見知りが故の緊張の余り無表情になりながら、銃を整備していた。
ウィロー(はああ...アバカンちゃん、どうか私を守って下さい!)
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