50: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:14:41.89 ID:NBL3UyTw0
「普通の子……とは違うようだけど、他の人間を連れてくるなんて珍しいわねぇ……」
( T)「来てえっつったからな。ちょいと聞きてえんだが、ここらで食えそうな妖怪か何かが出てないか?」
「私、とかぁ?」
( T)「生ゴミなんて食えるか」
「最低ねぇ……」
そもそも、人魚の肉には不老不死の力が宿ると聞く。そんなもん食えって言われてもお断りだ
「そーうねーぇ……ああ、最近、『ぬっぺふほふ』を見かけたりしたかしらぁ……」
( T)「あー……んー……」
「ご不満ん?」
( T)「食った後に身体に影響が出るもんはなぁ……まぁ、候補に入れとくか」
「妖怪グルメにでも目覚めたのぉ?」
( T)「そこの二人がな。理想と現実のギャップにやられっぱなしだが」
「ふふ……頭、ヤバイんじゃなぁい……?」
( T)「俺もそう思う」
秋月「ん……うう……」
熊野「ですわ……ですわ……」
「あらあら、おめざのようだし、バケモノは退散するわねぇ……」
( T)「遠慮すんなぶっ殺してやる」
「二度も殺されるのは御免よぉ……そうそう、今年のは特に狂暴ってぇ……」
( T)「もうあずき洗いの爺さんから聞いた」
「そうなのぉ……死にかけたら教えてねぇ……アンタの肉で数か月は食いつなげそうだからぁ……」
やっぱり今年はぶっ殺しとこうとマチェットに手を掛けると、高笑いと共に人魚は水中へと消えた
こんな事もあろうかと清めの塩を一袋(お徳用)持ってきて良かった
81Res/91.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20