ライラ「大好きな背中」
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24:名無しNIPPER
2019/11/19(火) 23:54:12.90 ID:gbdzVW420
 杏さんは相変わらずウサギに寝そべりながら
 ふーんとかへーとか相槌を打っていましたが
 説明が終わると少しだけ間を置いて


「ねぇライラ、その遊びって誰から教わったの?」

「我が家のメイドさんからですよー」

「その人って昨日の?」

「そうでございますが……」



 ライラさんが質問に答えると、アンズさんはまた少しの間ぼーっと天井を見つめました。



「なんだ、アンズも昨日あそこにいたのか、気付かなかったぞ」

「うん……まあねー」



 かっこうだけは物凄くだらけていても
 この時だけはお口も閉じて
 目もよく見るとどこか真剣で
 アンズさんが何か考え事をするときのお顔でした。



「あー……そういうことか、あいかわらずだな志希は」



 そう言うとアンズさんはまたソファーの下へずるずると戻ってしましました。



「っておい、また寝るのか!?」

「だってまだ眠たいし。できたら邪魔しないでほしいなーって」

「えー、杏おねーさん一緒にはやらないでごぜーますか?」

「うーん……正直言って、ここでそれやるの向いてないと思うよ?

 ここってそんなに広くないし、口笛とかすぐ響いて居場所バレバレだし、隠れる場所も少ないし」

「あー、言われてみればそうだな。実はウチも隠れる場所に困ってソファーの下覗いたところあるし」

「それなら……また別の機会にいたしましょう、ちょうどいいチャンスもあるのでございますよ」




 そう、実は今週にいいチャンスがあるのですよ。

 この3人とコズエさんとサナさんでキャンプ体験の収録があるのでございます。
 そのときにいたしましょう。


 
 ライラさんとしてもとても楽しみなのですよー。




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