59: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 21:21:12.83 ID:6s/A4gNC0
――合同レッスン直前の日、
ようやく志保とスケジュールが合い二人だけでレッスンをする。
どことなく合う2人のタイミング。
志保もあれから相当苦労して振りを頭に入れていたようだった。
100点満点中、実に88点と言ったところ。
それでも急ピッチで進めた準備にしては上出来でしょう。
「これにシーガールズさんたちの振りも合わさって……って感じよね」
「ええ、若い連中の鼻っ柱を折ってやりましょう」
「もう……すぐそうやって争い事にしようとする」
「はいはい」
と言いながら志保は子供みたいな笑顔を見せた。
まるで「久しぶりに怒られた」とでも言いたそうな顔をしていた。
なんとなくここ最近の志保のことだと、これが一番頭に残っている。
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