51: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 21:13:28.86 ID:6s/A4gNC0
「分からない」と言うと、
また娘は「なぁんだ」と手に持っていたスマホに目をやるのだった。
スマホの画面には娘のイチオシアイドルである
松風くんらしき男性が映っているのがチラッと見えた。
娘は私が昔アイドルをやっていたことを知っているし、
随分前までは「すご〜い!」と言ってくれていたのだけど、
今はあんまり興味がないようだった。
私もそこまで興味がないだろうと思って
あまり自分からは昔のことは喋ることはない。
それに今では時々、ムスっとしながら私に
「〜〜ちゃんのママがママのサイン欲しいって言ってたって言ってた」
とまるで業務連絡のように伝えてくる。
私にはこれが申し訳なくて仕方ないのだった。
たまに話す友人は自分ではなく自分のママに興味がある人ばかり。
これが娘にとって面白い訳がない。
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