122: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 22:44:03.25 ID:6s/A4gNC0
娘はそう答えた志保に対して納得いってない表情をしていた。
唄えるんだから唄えばいいのに、と不満なのだろう。
でもそれを聞いた私はなんだかとても嬉しくなってしまった。
現役時代、何度も何度もぶつかりあっていがみ合って、
口論を繰り返し、実力でねじ伏せて、理論で説き伏せられて。
でも、あの子が居たからあそこまで私は来れた。
あの子と巡り会えたから今の私がある。
もし、現役の時、素直に認めあっていたら
もっと高みに行けたのかもしれない、なんて何度思ったことか。
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