47:名無しNIPPER
2019/11/10(日) 23:27:22.86 ID:PR8wYl2Go
それでも、少ししょんぼりしている唯先輩を見ていたら、いてもたってもいられませんでした。
「……きっと唯先輩はまだチャンスが来てないだけです。前に進みたいと思う、その気持ち一つだけで十分素晴らしいです!」
少なくとも、時間に背中を押されて、ただ転ばないように前へ足を出しているだけの私なんかより、ずっと、ずっと……
「……あずにゃん、ありがとっ!」
「ぎゃふっ!?」
ぎゅっとまた抱き締められました。さっきは確かめる余裕が無かったけど、唯先輩から伝わるのは懐かしい温かさ。とても幸せな、だけど何故か切ない温もりでした。
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