22:名無しNIPPER
2019/11/10(日) 22:40:44.95 ID:PR8wYl2Go
「しょうがないなぁ〜。はい」
「……はい?」
「私のアメあげるよあずにゃん。二人で分けっこしよ?」
「なっ…………!?」
とっさに私へ差し出しているアメに目を落としました。形はあまり崩れていませんが、反対側の輪郭はもうしなっと曲がり、所々が濡れて妖しい光を放っていました。いや、この濡れてるのって、もしかしなくても……!
「い、いらないです! 唯先輩の分が減っちゃうじゃないですか!」
「気にしないよ〜。寧ろ食べきれるか不安だったから、あずにゃんに食べてもらえたらありがたいなぁ」
拒むどころか、大義名分が出来てしまいました。
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